ユーザーが本当に欲しいサービスってなんだろう?
最近サービス企画も本腰を入れてやり始めたrinです。
今回の投稿は今考えていることをつらつらと、いわばポエムですので気楽に読んでいただけると。。
エンジニアも一緒にサービス企画しよう!
私はもともと「こういう機能欲しい」って言われたものベースに設計して開発してきたタイプのエンジニアでしたが、みんなのウェディングに入社してからはエンジニアも企画から一緒に考えます。
企画ってすごく楽しそう!自分で考えたものが世の中にリリースされるなんて最高!
なんて思っていましたが実際にどんなサービスを作ろうか考え出したら難しくて日々悶々としています。
企画中は開発の手も止まってしまうしやっぱりエンジニアは作ることに集中した方がいいのでは?なんて思う日もありますが、ただ作るだけじゃなくて思い入れを持って作りたい!と思うんですよね。
だからこそ企画に携わるからにはあまり長い時間をかけないでいいアイデアを出して早く開発したいところ。
でもそれが難しい〜!という今日この頃です。
サービス企画を難しくさせている理由
企画を考える上でありがちなのが
- 与えられた時間、人といったリソースの中でできることを考えてしまう
- 私の結婚式はこうだったという経験や知識に左右されてしまう
- そもそも解決したい課題って何だっけと原点を忘れてしまう
といったことでした。
「これやってみたいけど今の環境でやったら1ヶ月以上かかるかも」ってことがよくあります。
私たちが作るWebサービスはスピードも大事。
できるだけ早くユーザーに価値を届けたいですし、リリースしてみて初めてそれがユーザーにとって役に立つのか分かることもあります。
そして企画を考える上で自分自身の経験を活用できるってとても良いことだと思っていたのですが、私の経験=みんなの経験ではないということをつい忘れがちで少し視野が狭くなっていました。
結果、あれこれ考えを巡らせていると結局何のために企画を考えているのか分からなくなり、本来の目的を見失っていました。
これだ!と思える企画が打ち出せないのは上記のような理由で考えがまとまっていなかったんですね。
私もこのサービスの創業者になる
私はみんなのウェディングではのせる部という部署に所属しています。
のせる、つまり口コミ投稿ユーザーの気持ちになってサービスを考え開発する部署です。
みんなのウェディングという結婚式場の口コミサイトのサービスに携わりながら何を
言い出すんだという感じですが、
私は私の頭の中から「口コミがユーザーの課題を解決してくれるという思い込み」を一度捨てようと思います。
口コミが集まればユーザーの課題は本当に解決されるのでしょうか。
私はみんなのウェディングというサービスが始まってから4年経った後に入社したので創業当時はその場にはいませんでした。
どんな思いで始まったサービスなのか経緯は聞いていますが、今サービスを作っている私自身が創業者と同じような思いを持たなければそりゃあ薄っぺらな企画しかできないですよね。
そして創業当時はユーザーの課題を口コミが解決できるということだったのかもしれませんが、ユーザーの課題って時代とともに変化すると思うのです。
ここ数年で結婚式に対する考え方も少しずつ変わっています。
今、その解決策が必ずしも口コミではなくなっているのかもしれません。
なるべく時間をかけずにアイデアを出したいと言いつつ少し遠回りになりそうですが、ユーザーが本当に欲しいサービスを考えるのならまず自分が創業者の立場に立ち返って考えることが大事だなと思いました。
まずはここから出発です。